こんにちは、りふぁいん鍼灸整骨院です。
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)は、背骨の中にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなり、神経が圧迫されることで、痛みやしびれを引き起こす症状です。特に高齢者に多く見られ、腰や足の痛みやしびれで悩まされる方も多いです。今回は、脊柱管狭窄症の概要と予防体操、日常生活で気をつけるポイントについてご紹介します。
脊柱管狭窄症とは?
脊柱管狭窄症は、加齢や姿勢の悪化、長期間にわたる体への負担などが原因で起こることが多いです。背骨の中にある脊柱管は、脊髄や神経が通る重要な通路です。この脊柱管が何らかの理由で狭くなると、神経が圧迫され、痛みやしびれ、筋力低下などの症状が現れます。
主な症状
腰や足の痛み:特に長時間立っていたり、歩いたりすると症状が強くなります。
しびれ:お尻から足にかけてしびれを感じることが多いです。
歩行困難:長時間歩くと足が重くなり、休むと症状が和らぐ「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」が特徴的です。
脊柱管狭窄症の予防体操
日々の体操やストレッチで、脊柱管狭窄症の症状を予防・軽減することができます。無理のない範囲で、毎日続けて行うことが大切です。
1. 膝抱え体操
腰をリラックスさせ、脊柱の柔軟性を高める体操です。
やり方:
仰向けに寝て、両膝を胸に引き寄せます。
両手で膝を抱え、腰を丸めるようにします。
そのまま10〜15秒間キープし、ゆっくりと元に戻します。
これを3回繰り返します。
2. キャット&カウストレッチ
背骨全体を柔軟にし、筋肉の緊張をほぐします。
やり方:
四つん這いになり、手と膝を肩幅に開きます。
息を吸いながら、背中を反らし、頭を持ち上げます(カウポーズ)。
息を吐きながら、背中を丸め、頭を下げます(キャットポーズ)。
これを5〜10回繰り返します。
3. お尻歩き
腰や骨盤周りの筋肉を鍛える体操で、血行を良くする効果があります。
やり方:
床に座り、足を前に伸ばします。
両手を胸の前で組み、お尻を左右交互に動かして前進します。
前後に10回ずつ繰り返します。
日々気をつけること
脊柱管狭窄症を予防・改善するためには、日常生活での姿勢や動作を意識することが重要です。
1. 正しい姿勢を保つ
長時間のデスクワークや立ち仕事では、背筋を伸ばし、正しい姿勢を心がけましょう。
椅子に座る際は、腰をサポートするクッションを使うと良いです。
2. 無理な動作を避ける
重いものを持ち上げる際は、腰を曲げずに膝を曲げて持ち上げるようにしましょう。
突然の激しい動きは避け、ゆっくりと動くことを意識しましょう。
3. 適度な運動を心がける
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を取り入れることで、筋力を維持し、症状の予防に役立ちます。
まとめ
脊柱管狭窄症は、日々の予防体操や生活習慣の改善で症状を和らげることが可能です。早めの対策と適切なケアが重要ですので、無理なく継続して取り組みましょう。りふぁいん鍼灸整骨院では、脊柱管狭窄症に対する施術やアドバイスも行っていますので、お気軽にご相談ください。
りふぁいん鍼灸整骨院は東京都八王子市・埼玉県草加市に展開しています。
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