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むち打ち

ムチ打ち症は、自動車の追突、衝突などの強い衝撃によって首がムチのようにしなる症状で、ムチの動きに似ていることからムチ打ちと呼ばれるようになりました。頚椎捻挫型、神経根症型、脊髄損傷型などに分かれ、人によって現れる症状はさまざまです。また、事故などの翌日症状が現れる人もいれば、数日後、人によっては数ヵ月後に現れる場合もあり、何か原因かわかりにくい場合もあるほどです。首が動かない、首が痛いにはじまり、肩の痛み、手の痺れ、吐き気などが考えられますが、さらに悪化すると、意識障害、めまい、耳鳴り、腰痛、意欲低下、酷いケースになるとPTSDという外傷後ストレス障害まで起してしまうことも稀にあります。特に事故の場合などは、少しでも違和感があるところや気になるところがある場合は、専門家に身体全体の状態を見てもらうことが必須です。

寝違え

寝違えとは、朝起きた際に首から肩や背中にかけての痛み・首が動かせないなどの症状のことを言います。
原因は、睡眠中の不自然な姿勢・寝具があったいない・スポーツ、仕事などの疲労の蓄積によって寝返りを打つことが少なくなり、同じ姿勢でいる為一部の筋肉が阻血状態に陥ることが考えられています。
首の痛みは、寝違えだけでなく他のケガや病気によって現れることもあるため数日経っても痛みが変わらない場合やむしろ悪化している場合は、一度医療機関や接骨院にご相談ください。

ストレートネック

ストレートネックとは、本来であれば自然に前弯しているのに対して頚椎(首の骨)が真っ直ぐに近い状態になることを言います。
パソコンやスマートフォン長時間みる方は顔が前方に出ます。頭の重さ(約体重の10%)を首の筋肉によって支えなければならなくなるので大きな負担が長時間かかりストレートネックになりやすいと考えられます。
主な症状は、筋肉で頭を支えるため首こりや肩こりや頭痛に繋がります。また頚椎には神経や動脈が通っているため、放っておくとシビレや上肢の筋力低下・感覚障害が生じる場合があります。
気になる方は一度医療機関や当院にご相談ください。

肩こり・四十肩・五十肩

実は、四十肩や五十肩という病名は存在しません。皆さんにわかりやすい用語になります。
五十肩とは、腕が挙がらない・背中に手が回らないなどの症状あり、ひどい方だと夜寝ていても安静にしていても痛みがある場合もあります。
原因は明確にはないのですが、肩関節の動きに必要な腱板という組織や力こぶを作る上腕二頭筋の腱に炎症が起きることを言います。
突然激しい痛みが生じたり・夜寝れないほどの急性期と、痛みは軽くなるが肩の動く範囲が狭くなる・過度に動かすと痛みや引っかかる感覚がある慢性期があります。
自然に治る方もいらっしゃいますが、長い方で2年ほど治らず苦しむ方もいらっしゃいます。症状には我慢せず、一度医療機関や接骨院にご相談ください。

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